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各部門のご案内

ご挨拶

田中 弘之 透析センター長・副院長
透析センター長 田中 弘之

 牧野記念病院 透析センターは、より安全に最善の治療を提供するということで2023年4月に腎臓専門医と心臓血管外科を統合し生まれました。
 対象疾患は軽度腎臓機能障害から透析を要する腎不全の診断、治療をしております。
 急性期はHD導入から、慢性期にはリハビリ室と連携し、リハビリ施行後の自宅退院をめざしております。

 また、外科が加わったことで、アクセスに対する手術も施行し始めて、AVF(arterio-venous fistula;自家静脈での内シャント作成)、AVG(arterio-venous grafing;人工血管を用いたシャント作成)、シャント狭窄、閉塞に対するカテーテルによる緊急の血栓除去、PTA(血管形成術)、長期留置HDカテーテル挿入術まで幅広く施行しています。
 腎臓専門医に加え、糖尿病専門医がおりますので、腎不全の原疾患であるDMの検査、診療も併せて行っております。内科、外科で綿密なカンファレンスを集中治療室では毎日、病棟では週2回行いつつ、各患者さんにとって最適となる治療を行っております。
 今後もこの良好なチームワークで一層良質な医療提供に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

OPE件数 2023年度 2024年度
AVF 1件 2件
AVG 17件 13件
PTA 35件 68件
TEA(血栓内膜摘除術) 2件 2件
長期留置カテ 20件 7件

AVF(arterio-venous fistula;自家静脈での内シャント作成)

 心機能が保たれており、上肢の静脈に十分なサイズがある時には第1選択
 親指の付け根から手首、前腕、肘部に作成する。
AVF
タバチエール(カギタバコ窩)でのAVF(自家静脈の右前腕内シャント)
AVF

AVG(arterio-venous grafing;人工血管を用いたシャント作成)

 表層に十分なサイズの静脈がない時に施行する。
 当院では長期開存が期待できるへパリン架橋人工血管(propaten)使用している。
 穿刺まで皮膚との癒着ができる2週を要する。
AVG

PTA

 通常、局所麻酔で血管内から風船付きカテーテルを用いて狭窄を解除する。
AVG
AVGAVGAVG

血栓除去

 少量の場合はPTAで対処するが、血栓が多量の場合、血管を切開し、カテーテルを用いて除去する。
AVG

TEA

 肥厚、時には固く石灰化した病変で狭窄または閉塞をきたした時に、病変部を切開、同部を切除、除去し、狭窄ないように再吻合する。
AVG

ステントグラフト内挿による狭窄解除

 PTAバルーンで、短期間に繰り返す病変(特に人工血管吻合した静脈の下流におきる)に血管内からカテーテルに乗せた人工血管(ステントグラフト;Viabahn)を挿入、拡張し狭窄を解除する。
AVGAVG

田中 弘之 Tanaka Hiroyuki    透析センター長・副院長
出身大学 昭和大学
専門領域 心臓血管外科
資格 日本外科学会 認定医、指導医
日本心臓血管外科学会 専門医、指導医
日本血管外科学会 評議員
日本胸部外科学会 専門医 指導医
胸部、腹部ステントグラフト実施医、指導医
昭和大学 心臓血管外科 客員教授

川田 孝夫 Kawada Takao
出身大学 横浜市立大学
専門領域 糖尿病・腎臓内科・透析
資格・所属学会 日本糖尿病学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定内科医
日本透析医学会認定専門医
日本腎臓学会専門医
日本腎臓学会指導医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

石川 由紀 Ishikawa Yuki
出身大学 北里大学
専門領域 腎臓内科・透析
資格・所属学会 日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定内科医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医

外来担当医表(腎臓内科)

午前 川田孝夫 石川 由紀
※4/17~
川田孝夫
午後 石川 由紀
※4/14~
川田孝夫

糖尿病・腎臓内科
田中医師:要予約(月・火・水・金 9:00~16:00、土 9:00~13:00)045-933-4111